何とか4年目

昨年は、本当に色々有りました。
読みずらくなったので、新しくします。

1月12日 更新
今年初めて泌尿器科通院してきました。
特に、薬も貰ってないので、経過の報告のみ。
腸骨の腫瘍は、今だに残っているので 痛みが出ないか
その他、問診で終わりました。今年は、何事も無いことを

3月10日 更新
すっかり、更新してなかったです。何かあったのかご心配のメールを何通か頂きました。
ご心配有難う御座います。スキー三昧してました。
さて、今週は、3ヶ月後とに来る検査と言う関所が御座いました。
頭部MRI CT PETとフルコースメニュー 医療費は4万円近くが飛んでいきました。
結果は、3月14日に聞きに行きます。”問題ないですよ”の言葉を期待して。

3月13日 更新
とりあえず、CT検査結果を確認してきました。腸骨転移箇所は問題なし。
前回の大静脈傍リンパ節転移箇所の近くに、また新しく転移が有るようです。正式レポートが上がってないので
確定ではないですが、間違いないと思われるそうです。大きさとして、16mm程度でしょうか。12月の検査と比べて
確かにレントゲンで見れました。どうも、転移が止まらない。
局地治療もそろそろ、限界が見えて来たようです。明日、PETと頭部MRIの検査結果で確認となります。
来週、また 治療方針を決めないといけないですね。
さすがに、落ち込んでます。5回目の転移ですからね。

3月14日 更新
ラジオ波で治療した、隣県の大学病院の放射線科へPET検査と頭部MRIの結果を聞いて来ました。
診察室に入ると一言 リンパに又転移してますね。PETには集積は認められないけど
CTには、写っています。外科手術で、とりあえず処置する事を優先するしかないですね。
ラジオ波で焼く事は前回と同じでしない方が良いとの結論でした。他にはあきらかな転移は見受けられない。
右肺に、3mmの怪しき物が有りますが、何とも言えず。放射状の影なので多分可能性は低いが経過を見る。
腸骨の転移箇所は、しっかり再生しているので問題なし。
肺の外科手術でセカンドオピニオンが必要なら紹介状を書きますので...有り難いお言葉でした。
私的には前回手術した医師にもう一度手術をお願いした方が良いと思いますが、肺も一緒に取る話が
再燃するのでしょうね。
23日に泌尿器科へ通院してから呼吸器外科へ相談となる予定です。
落ち込んでばかりいられないので、早く外科手術へ気持ちを切り替えました。
放射線治療1回 手術は4回目だもんな〜(>_<)
インターフェロンの再開も検討する時期かな?

3月24日更新
23日に泌尿器科へ通院し、呼吸器外科へ診察依頼をしてもらいました。
24日朝から、呼吸器外科で診察。話の初めから手術方法から始まりました。
腫瘍は小さいけれど、肺も一緒に取りましょう、ここだけ取っても、又リンパ節に転移する可能性が高い。
肺の一部とリンパ節も取る方法が最善でしょう。納得できたら再度きてください。もう少しやんわりした言葉でしたが、
言われてきました。
手術後の後遺症については
左肺(舌区) 全体の2/18の切除になります。10%の肺活量が落ちます。
日常生活にはなんら支障もありません。スポーツもそんなに影響は無いと思います。
こちらから質問 
放射線科の診断の中で、逆の肺にも3mm程度の怪しいのが有るとの指摘ですが?
CTを見ながら まだ、はっきりしない大きさなので今の段階では何ともいえない。可能性は低そうですが
はっきりしたときに、又処置するしかないですね。
入院するとしたら最短で?
四月第二週に入院 手術が最短の予約となりそうです。
前回と違いかなり、体の奥に腫瘍があるので胸腔鏡下(VATS)手術では不可との判断。
かなり、大掛かりな手術となる予定です。3時間以上は掛かると予想されます。
手術後約一週間から十日で退院になる予定。即決をする予定でしたが、ラジオ波治療した病院へ
セカンドオピニオンに行って同じ意見なら手術するを決めようと思います。
心配なのは、左肺を取って後で、右肺にも転移すると厄介です。

3月28日 更新 セカンドオピニオン
セカンドオピニオンの為、隣県の大学病院へ行ってきました。
前回、紹介状を書いて頂けるとの事でしたので、素直にお願いしました。
早速、予約を取っていただき本日診察をしていただきました。大凡、手術の方法と取るべき
肺の範囲について同様の話が出ました。舌区とその周辺のリンパ節を取ることを勧められました。
上葉もリンパ節転移範囲より摘出する可能性も覚悟する必要はある。外科手術としては
上葉と舌区を同時に切除するほうが簡単であるが手術としては最大限少なくなるように手術を勧めると思う。
その分、手術自体難しくなるので傷口が大きくなる。
手術から退院まで7〜10日なるだろう。
傷は、左脇から胸にかけ15cm
舌区の摘出で10%の肺活量が落ちる。また、上葉も含まれると20%以上肺活量が落ちるが
生活には支障は無い。現在肺活量は、一般的な人から比べると多いほうなので摘出しても
運動にも支障は無いでしょう。
手術後3ヶ月は、息苦しいことが有るかもしれないが収まってくると思われる。
筋肉を切ってしまうので、腕を動かしたときに違和感や動きに制約は出る可能性はある。
現在、他に転移は認められないので積極的に治療し完治を目指すほうが良い。
気持ち的に、これで手術方法について納得しました。
今週、30日泌尿器科 31日呼吸器外科に診察し入院と手術日を決めてこようと思います。
多分4月10日入院 13日手術退院は、様子をみてとなると思います。
こうなると、一刻も早く手術する。そんな気持ちです。

3月30日 更新
連日の通院。気が滅入ります。泌尿器科の医師へ呼吸器外科の診断と手術方法を
泌尿器科の医師へ説明してきました。
呼吸器科外科より前回の様に、リンパ節のみ摘出は無理。肺の一部と一緒に摘出すると説明を受けこと
明日、その手術方法を了承して申し込むこと。
その後の、全身治療について どうするか。こんな感じの話をしてきました。
インターロイキン2を打つか。打つなら点滴になる。必要なら、6月までに資料を取り寄せておく。
そんな感じで、診察は終わりました。するかしないかは、6月以降になると思います。
明日、入院予約をしてきます。

3月31日 更新
入院手続きに行ってきました。
手術は、左肺舌区を含むリンパ節摘出。ただし、転移箇所の範囲により上葉も摘出する可能性あり。
6日入院、11日手術、退院予定は21日頃。
前回より、大掛かりな手術になることは確かです。左脇の下を15cm程切りそこから、摘出。
舌区とリンパ節のみ摘出出来れば相してほしい。しかし、完全な手術となれば上葉を含む広範囲を摘出する。
麻酔は、硬膜外麻酔を使用する等。細かいことは、大凡聞いて来ました。
4月3日に、心電図、呼吸器機能、血液検査の予約。
高額医療になるので、同じ月に治療費を纏めたほうが良いので検査を来月にしました。
控除の対象になる。病気と付き合っていればこその知恵ですね。

4月3日 更新
入院前に検査を一通り済ましておきました。手術3日前入院。意外と、当日まで少ないですね。
呼吸機能 
血液検査
心電図
肺活量は、手術後に落ちる予定なので大切な検査ですね。
4.55L多い方だそうです。
4月だな〜 病院も配置転換みたいで説明を聞いて働いていることが多かったです。
検査代4200円 高額です。健康保険料も高いし。

4月7日 更新
入院しましたが、早くも外泊しました。
昨日、入院して病状を再確認として話を聞きました。
当初の指摘受けた腫瘍は左肺(上葉、舌区)と一緒に摘出する。
リンパ節転移箇所は一箇所と聞いていましたが、医師同士により手術方針を話していたとき
もう一箇所13mmの転移が指摘されたようです。現在もっと大きくなっている可能性あり。
場所は、肺動脈と気管との間にあり体の奥で、手術箇所として大変に難しい場所であり
肺動脈に癒着が激しく切除不可の可能性がある無理して取ったら動脈損傷、大量出血のショックで
死に至る可能性がある。との説明でした。摘出可能性は60%だろうとのこと。
そして、転移箇所が一箇所ではなく多発性になったことで手術を優先しするか
又は、初めから放射線治療で行く選択が必要になりました。高齢なら、放射線治療の選択が第一になるそうです。
年齢的に、手術しても体力的に持つであろう、前回比較的、小さい手術であったので癒着は少ないと思われる。
そして60%でも取れる可能性があるので手術も選択できるそうです。
肺と気管支にあるリンパ節を摘出後、もう一箇所の腫瘍を取る、ただしその腫瘍が肺動脈に癒着がひどく
摘出できないと判断したら摘出しないで、そのまま閉じると説明を受けました。
今回二回目の手術であり、三回目の胸部手術は不可になる。初めから放射線治療を選択すれば外科手術は
今後一切出来ない。どちらにしても、リンパ性転移が進行しているので今後もリンパ節伝いに転移が進む
可能性が高い。
手術後、綺麗に取れたとしても胸部のリンパ節全体に放射線を当てておく必要があるとのことでした。
かなり厳しい病状であることでした。
今のところ、手術で進めていますが、難しい選択になりました。難しい手術をして取れないなら
初めから、放射線治療の選択が正しかったことになる。
悩ましいです。11日に手術をする予定で進め、10日に、放射線科の医師と相談することになりました。
どちらにしても、放射線治療は必要ですし、気持ち的には、60%の可能性に掛けてみたいと思っています。
外科医には、”神の手にお願いします”と言っておきました。
まだ長期治療が必要なようです。

4月11日 手術日
前日の夕食を最後に、絶食中です。水は朝6時まで。
手術開始は13時30分より、12時30分に手術室へ移動。
朝からの待ち時間が長いのが精神的に嫌ですね。朝10時医師が顔を見にきました。
短い会話をして、では手術室でお待ちしてます。
遅くなる事が多いので、手術室へ行くのは13時頃になるだろうと思っていました。
11時30分に、突然医師が来て、午前中の手術が速く終わったみたいなので今から行きます。
え〜 そうですか!! 血栓予防ストッキングを急いで履いていざ
一通り、名前の確認をして、12時 手術室へ
麻酔科の医師が、硬膜外麻酔の準備に入ります。
一回目、入らないな〜針          10分経過
二回目、難しいな〜 やり直そう。 さらに10分経過
三回目、針は入っているが浅い? さらに10分経過

余りに時間が掛かるので呼吸器外科の医師が、見に来ました。
麻酔科の医師が、耳元で 上手く入りません。手術後の痛みは別の方法を考えますので
30分何だったのだろう。つまり硬膜外麻酔は、出来なかった。
手術後は痛みに耐えろと言うこと!!
はいでは、麻酔を掛けます。
13時手術開始
肩をたたかれて 終わりましたよ。
リンパ節は取れたよでも肺は取らなかったから。寝ぼけながら肺は取らなかった?
2個の腫瘍のうち一箇所摘出で終わったか?
まだ、意識不安定。
個室に戻ってきたみたい。そろそろ、意識が戻ってきました。
家族に、今何時 17時30分
4時間の手術だったらしいよ。
医師が、来ました。無事取れたからね。2箇所とも。肺は取らなかった。他に、明らかな転移が認められないので
肺を取る意味は、無いと判断した。相当穿ったけどね。
苦労したけど、何とか肺を取らないでできたから。
声が、かれてるか。反回神経麻痺が出ているかも。注意して手術したけど 酷いと戻らなくなるから
様子を見てください。横隔神経に纏わり付く様に腫瘍があったので当分は、横隔膜が麻痺します。
1〜3ヶ月は見てください。そう言い残して帰っていかれました。
18時30分 そろそろ痛みが酷くなってきました。とにかく耐えるしか有りません。
22時 座薬
26時 少しウトウト。
看護師さん、一時間間隔で見に来てます。
4月12日 手術後1日目
そろそろ 朝みたいです。明るくなってきました。やっぱり殆ど、寝れませんでした。
歩くぞ、歩くぞ。気持ちは絶対に歩いてやる。
7時、うがい。9時 水少し飲んでみましょう。美味しい。
久しぶりの水。
10時30分体拭き。ベットに座る練習。
お昼、食事開始。五部粥。おかずは、餃子!! 餃子かよ。くどそう。
お粥だけ食べました。
15時 看護士さん お変わりないですか。歩くから 補助してね。
大丈夫!!廊下を少し歩きました。声のかすれはなくなり普通に戻りました。
痛みに強いのかも。痛み止めは必要なし。本当は痛いですよ。少し我慢してみました。
以前お腹切ったときよりは楽ですけどね。

4月13日 手術後2日目
食事は、普通食になりました。
9時レントゲン撮影。歩いて移動。
レントゲン結果 横隔膜麻痺
夕方、肩から背中へ掛けて激痛。ベットに寄りかかると痛みが酷くなる。
丁度、医師が回診に来たので、伝える。ドレーンの入っている箇所みたいだな。
ドレーンの先端が、刺激しているかも。明日、レントゲンの結果で取りましょう。
おしっこ用ドレーンも無くなりました。
痛み止め薬を本日から処方。

 入院ベットです   病室の窓から
   
入院病棟は15階で夜景は最高でした。

4月14日 手術後3日目
朝、血液検査。レントゲン
10時頃、医師が来て問題なさそう。ドレーンを取りましょう。
取られてから、少し楽になった気がします。
16時点滴終了。全て無くなりました。
夜中に、縫っている傷口テープが剥がれてしまいナースコール
ガーゼのみ、貼って終わり。明日、医師に処置してもらいます。
消毒して、貼り直してもらえなかった。分業制がはっきりしている。
この病院の特徴は、お薬を体に入れる事は、必ず医師がする。
採取は看護師が担当。直接、体に触れる消毒やガーゼ交換は医師のする。
このことが、徹底されている。夜中に、当直医を起こしてまでは気が引けたかな。
4月15日 手術後4日目
朝、ガーゼ交換。 傷口をみて 防水絆創膏に変りました。
シャワーOK最近は、消毒しないでテープする方が早く治るそうでそのままで良いそうです。
午後、外泊しても良いですか?すんなり、元気そうだから 許可が出てしまった。
検体検査結果 腎臓癌からの転移確定。
16日 夕方病院へ戻りました。

4月17日 手術後5日目
血液検査 レントゲン。
結果問題ないでしょう。抜糸まで、入院している必要はないから、退院しても良いですよ。
外来で抜糸しますから。
退院!!
病室の皆さん、もう退院!!若いから体力あるね。病院より、家でのんびりしたいし。
治療費がかさむよね。現在収入なし。
お会計をして、帰宅しました。個室代一日7350円 4日分で29400円高額に拍車が掛かる訳です。
この後は、放射線治療になります。まだ、治療は終わってません。
放射線科へ来週通院して治療を決定します。入院するか通院でするか
悩むところですが。

4月19日 更新
抜糸です。手術後7日が経ちました。糸が抜けます。
肉がついて来たみたいですが、突っ張り間が酷くなってきました。
外来にて処置 全部で9針、約14cm
左胸全体にしびれ感が残っています。過去にこんなに続く経験は有りませんでした。
かさぶたが取れるまで、消毒薬で対処します。
テープかぶれもこれでおさらば。
4月21日 更新
退院してから、いろいろすることが多く有ります。
当分仕事はできそうに無いので、傷病手当の申請。
医師に診断書を作成して、社会保険事務所(又は、市町村の国民健康保険窓口)へ提出が必要です。
通常は一ヶ月単位になるので、病院で記入してもらって後日に提出となります。

4月24日 更新 放射線科通院
縦隔リンパ節に、顕微鏡レベルの癌細胞が残っている可能性が高いので追加治療をした方が
良いとのことで、放射線を当てることになりました。
放射線科へ通院して、当てる回数と治療予約をしてきました。
最短で、手術後2週間以上空ければ、治療は可能ですが横隔神経麻痺もあり連休前で、患者さんが
多く予約しているようで、5月8日から治療したかったのですが10日からとしました。
当てる位置をマーキングする必要があり、5月8日に位置決めCTして、10日から入院、6月中頃で終わる予定です。
食道付近を放射線が通るので、食事が大変になる可能性かある。
実際には、当ててみないと副作用は判らないので入院したほうが良いかなと入院を決めました。
週末は、外泊は可能なので様子を見て治療にあたります。
放射線を当てると、外科手術は今後無理となるので転移がこれで終わることを祈るばかりです。

4月28日 更新 呼吸器外科通院
退院してから、呼吸器外科へ始めての通院でした。
診察前に、レントゲン撮影。最近は、10分もすれば写真がパソコンに転送されるので
早いものです。直ぐに、診察に呼ばれました。
手術してから、左胸全体に痛みが続いているので
医師に症状を伝えました。手術は側方切開で行ったので器具を使って
大きく肋骨を動かした影響で肋間神経麻痺になっているで有ろうとのことで
当分は取れないであろう。気長に戻るのを待つしかないそうです。
太い神経は、切ってないが細かい末端の神経は手術の際にどうしても切れてしまうので
こうした自覚症状は出ても仕方ないそうです。
レントゲンの写真結果は、横隔神経麻痺も続いている。退院時と同じで横隔膜が上がったままで
何時戻るか?
話したり、歩いたりすると 息が上がる症状は続いています。
放射線科から、放射線量を決めるのに腫瘍の取り残しがあれば54Gy(グレイ)と言われているので
気になるような所は無かったかもう一度確認しました。
全て、取れているので大丈夫。追加治療を専念して大丈夫。
次回は放射線治療中に、診察予約して帰ってきました。
気さくで、患者の不安に的確に答えを出してもらえる医師で良かったと思います。
大学病院の宿命で、系列病院へ移動も今後考えられますが長く診ていただきたい医師ですね。

5月8日 更新 放射線科通院
手術してから、もう直ぐ一ヶ月になります。
ダメ押しで、放射線治療を5月10日から受けることになりました。その為に、体に放射線を当てる場所を
測定しないといけません。そのCTシュミレータの検査をしてきました。
02年12月に、右腸骨に同様の治療を受けているので、注意することは体に貼るシールを剥がさないこと。
お風呂に入ったくらいでは取れないのですが、石鹸でゴシゴシは禁止!!
今回は、食道に放射線が掛かる可能性が高いので通院知慮も可能でしたが入院して治療としました。
手術して一ヶ月しか経ってないので、医師との相談もしやすいし、入院は放射線科になりますが
大学病院の縦割り治療を考えると、呼吸器外科の医師と診察や連携をしやすいだろうと。
治療は、25回 月曜日から金曜日まで。基本的に、土、日曜日は外泊可能。
終わる予定は、6月中頃になると思います。途中、PET検査もある。手術より長い治療。
前回の腸骨と同様に効果が出ることを期待してます。

新薬の情報
以前に情報がありました。
ネクサバール(一般名ソラフェニブ)バイエル薬品が、国内を除く北米、南米、欧州およびアジア太平洋地域における
130以上の施設で第III臨床試験が実施されるようです。国内は第II相臨床試験が進行中のようです。
米食品医薬品局(FDA) の承認を受け、メキシコ、オーストラリア、ブラジル、カナダ、トルコといった国々で承認申請が
完了、このたびスイスでも承認。
スーテント(一般名スニチニブ)ファイザ製薬も同様に、米食品医薬品局(FDA) の承認。
現在、国内で使用できないのですが海外では進行性腎癌の治療薬として、フロクスウリジン、ネクサバール、スーテント
の三つがあることになります。
将来これらの新薬が国内承認されたら、治療方法が増える可能性があります。ただし、期待ばかりでは駄目で、本当
に効果が認められるか慎重になるべきです。肺がん治療として短期間でイレッサが承認されましたが副作用の問題が
あり、現在諸外国では、承認取り消しなどになっています。
海外より、個人輸入も可能なようですが医師の管理外で服用は危険であり副作用はどのようなものか慎重に見ていく
必要があります。

5月22日 更新
放射線治療も、進んでいますがまだこれといった変化は有りません。
せっかく入院しているので、薬剤師さんとコンタクトを取っています。
病院も、分業制。インターロイキン2の効果はいかなるもので。
4月に薬価改定でお安くなったようです。
それでも、一回5万円もする高額医薬品には変わりなく。
毎日点滴投与で、8週間以上が必要。全身治療に使えるのか?肺転移に効果のみ?
そんなことを、聞いてます。
入院中に体重が2kg減った。普段の食生活に問題多し

5月27日 更新
放射線治療も、13回が終わりました。26Gy当てたことになります。
副作用は、食道炎がそろそろ出てきています。食道粘膜保護にみず薬が出ていますが
これが何とも。美味しくない。イチゴ味でも付いていれば何とかとは思いますが。
気持ち悪いです。ドロ〜とした液体。
他の同医薬は無いですかねと医師に聞いてみましたが無いはずですと回答が。
本当?ゼネリック品は無いものかと探してみました。
今のは、先発医薬品。後発医薬品なら、半値のようです。やっぱりアルジャン!!
同じなら、ゼネリックで十分。今度医師に、言ってみようと思います。
最終的には、27回 54Gyを当ている予定です。
そんな訳で、食事が軟食中心で食が細くなったおかげが体重がまた1Kg落ちたくらいですかね。

6月4日 更新
放射線治療も36Gryになりました。残り10回の照射で終わりです。
食道炎は、続いてます。極端な変化は有りませんが、みず薬の効果が出ているようです。
さて、先週ゼネリック薬について、医師に問い合わせてみました。
回答は、取り扱ってない。つまり、製薬会社と取引がないそうです。
先発メーカとの、関係もあるでしょうからね。そう簡単にはいきませんでした。
ゼネリック品を扱うと、病院の利益が少なくなる事もあるようです。
理由は、患者への販売価格は薬価で決まっています。しかし、製薬会社からの卸値は一律ではなく相当に
安いらしいです。
後発メーカが参入してくると、先発メーカは死活問題になるので、営業的に安くして販売するようになる。
患者への販売価格は、決まっているので仕入れ値が安くなれば病院は儲かるわけですね。
ゼネリック品は、販売価格が安くなっているので仕入れ値が相当安くないと利益が少ない。
ゼネリック品も、そう簡単には普及しないかもしれませんね。

日々の入院生活について
毎週、木曜日11時頃 教授回診があります。
白い巨塔ですわ。回診ですの一言で、カーテンを閉め
担当医、研修医、大学院生と、総勢10名以上。
以前、泌尿器科に入院時は 教授=院長も兼ねていたので20名以上で看護師長も
付いてきましたが、それに比べれば少ないほうです。
相変わらず、担当医は、患者より教授に病状説明から始まりました。
珍しい、教授自ら患者の体をさわってます。首の甲状腺リンパ節付近を
私も気になるところですけど、直接教授がさわることは少ないですが
この辺は研修医の目もあることですからね。
病状変化を聞かれるのかな〜と思ったら 
そういえば、M大学へラジオ波治療を受けられてますね。
質問内容は、治療後に同じ場所が再発したら治療はどうなるかでした。
放射線治療と、これから比べられる治療ですから興味あるんですかね。
再発しても、治療は可能と聞いてます。とお答えしておきました。
回診が終わって、後で聞いてのですが教授が最終的に放射線量を決めるそうです。
担当医は治療計画を作成して、教授にお伺いして決定!!
組織は、民間会社と同じなんだと思いました。

6月8日 更新
残すところ、5回の照射となりました。本日まで44Gy。
CTシュミレータで当てる場所を再度測定し、マーキング箇所を変更しました。
照射する場所を、絞って腫瘍があった場所に集中させるそうです。それと、脊髄に、相当数の放射線が
当たっているので、掛からないように配慮しての措置だそうです。
その後の、副作用について。
皮膚表面の赤みが出ましたが、たいした事はないです。照射後、アイスノンで冷やしたりしています。
かゆみが少し。食道炎も、落ち着いています。
明日は、ラジオ波治療後の検査として、PET検査があり病院外出になります。
来週金曜日には、退院となりました。
入院中に、頭部MRIの検査予約を7月にしたり今後も続く予定です。

6月13日 更新
PET-CT検査をしてきました。本当なら、9日に受けて結果を聞きに行く予定でしたが
機械の故障で、本日に変更になりました。
お昼から、PET検査をして受診です。
二つの病院を掛け持ちで見てもらっているので、手術から放射線治療までの経過を話してきました。
肺を取らずに手術ができたことで、ラジオ波で焼いた場所についての細胞の病理検体に興味が
有ったようですが、結果、肺を温存して手術したことを伝えておきました。
その他、ラジオ波について、放射線治療との併用について情報をもらえました。
肺ガンで放射線治療後ラジオ波で手術すると、炎症反応が強く出る可能性があることが
最近の治験で、判ってきているようです。合併症により、死に至る可能性もあるようですので
慎重に治療が必要との事です。

6月16日 更新
無事退院しました。
PET検査の結果が、M大学病院から携帯電話に入りました。退院の準備で、直接出られなかったのですが留守ロクに
その他の転移は見つからなかった。との連絡が入りました。
早い時には、3ヶ月でも転移するので。取りあえず安心 安心。
看護師さんが、朝より会話多数。不安についてや、治療後に関して 心理カウンセラー的なお話多数。
最終の放射線治療が10時30分頃に終わり、呼吸器外科の医師に診察予約を連絡をしておいたら
11時頃、無事退院ですねと顔を見せてくれました。嬉しかったですね。診察の忙しい中、病室まで
足を運んでくれるとは。なかなか、無い事ではないでしょうか。自分の医療担当が終わればそれで終わりが
普通だと思うんですけど、こういう医師もお見えになるんです。早く出世してくださいと思いまたね。
その後 入院請求書が11時40分に病室に届きました。
相変わらず、高額医療ですね。とても、保険金ではまかない切れません。一日一万円以上は必要だな〜
今更、入れる保険もないし。病気にならないことが一番大切ですね。← 入院保険は大丈夫ですか。
最後に、お礼を言って帰って来ました。もう来ないから宜しくねと。遊びにおいでとの事でしたが。

治療について纏めますと 5月10日より6月16日まで入院 37日間
放射線治療 27回照射 54Gy 縦隔リンパ節転移
22回は、腫瘍周辺を含めて広い範囲を照射 残り5回は腫瘍を摘出した場所を中心に狭い範囲になりました。
副作用について
食道を放射線が通過することにより、食道炎。食事が喉を通る時に引っかかる感じ。
照射による、皮膚が赤くなる。細かい湿疹、乾いたセキ。
放射線によるものか、その他原因によるものか不明であるが、腕を中心にじんましん 
治療後の変化については、後日書きます。
退院はしましたが、来週 泌尿器科へ通院しインターロイキン2の免疫治療について、説明を聞く予定です。

6月22日 更新 泌尿器科通院
経過報告で、泌尿器科へ通院してきました。本日、大学病院は混んでます。尿検査をする為
カップを貰いに受け付けに行きました。何と、8時30分前に40人は待っているではないですか。
血液検査と同じ受付場所なので特に混んでいるんですが。
コップを貰うのに10分掛かりました。その後、診察。
手術から放射線治療、先週までの入院していたことを話してきました。インターロイキン2について
肺転移には、効果が有るけど骨転移には効果がないからお勧めしない。今回、手術で取れたから
様子をみることになりました。また、入院するのが気が引けるので。
10分診療で本日は終わり。次回はPET検査の結果後となりました。
7月には、CT検査とMRIの予定をしていますが、呼吸外科と放射線科で結果を聞くので泌尿器科は
三ヵ月後となりました。

7月11日 更新 MRI査検
6ヶ月に一回で、頭部MRI検査を実施してます。
11日に、定期検査でした。食事制限も無くゆっくり午後病院へ到着。
少し、早く到着したので先月まで入院していた病室へ顔を出してきました。
同室だったお一人が、居ましたので30分程度雑談して時間をつぶしました。入院生活で大変なのは
時間をつぶすこと。そして、自分の愚痴を話してストレスをなくすこと。雑残して少しは気がまぎれればと..
MRI検査して帰宅しましたが、検査費一万円でした。高額ですよね。

7月18日 更新 CT検査 転移発見
朝から、絶食で病院へ、CT検査をしてきました。
検査の受付に行くと検査が終わったら、診察室に行ってください?
先週のMRI検査の結果が良くなかったと感じられます。CTの撮影を終わって
診察室に向かいました。当然、通常の診察日ではなく 担当医が別室から呼ばれます。
実は、MRI検査の結果頭蓋骨に腫瘍があるようです。やっぱり!!良くない知らせでした。
写真を見せられて、説明を受けました。脳には、異常はないが、頭蓋骨の頭部左後方に2.5CMの骨転移
放射線で治療が可能である。定位照射なので、脳には余り影響は無いと思われる。
入院するか、通院で治療するかを選択してください。
先月のPET検査では、異常は見られなかったのですが、一つの検査に頼るのは良くないことだと実感しました。
本日午後 電話にて、M大学病院へ連絡し再確認。PETでは、異常なし。CTで1cm怪しきところあり。
1cmでは、はっきり見つけるのは難しいでしょうね。このときに、判っていればと思いますけど
M大学病院として、ラジオ波で治療も可能とのことでしたが、今回は放射線治療にします。
何はともあれ、早期発見できたことは良かったです。
治療方法
定位照射にて、早い治療を目指すなら放射線を13回又は17回になるとのことでしたが、
CTシュミレーション後に回数は決めるとのこと。
入院で治療することを希望しましたが入院可能日は何時になるのか、外来でも可能であり入院が遅くなるなら外来で治
療することに。本日、夕方に病棟の空き室の確認が取れしだい連絡を貰うことにしました。
帰り際に、自覚症状は無いかと言われましたが特に何も有りません。
言われた箇所を強く押すとそういえば痛いかな?程度です。

病院より連絡
空き室が、現在無し。大学病院の病室がそんなに簡単に空きが出るわけ無いですよね。
空き室を待っているより治療を優先することにしました。
20日 CTシュミレータ
21日より治療。

7月20日更新 CTシュミレータ
位置決めの為、CTシュミレータをしてきました。
始めは、上向きで位置決めをしていましたが、どうも頭の腫瘍位置が良くないらしく
うつ伏せでないと機械の死角になるようで なかなか位置が決まりません。
外来で行くので、顔にマーキングするのは抵抗があり、耳穴を基準にすることになりました。
でも、どうしても頭部には十字をマーキングする必要があるので長髪では問題あり。
したがって、明日より、坊主頭にして帽子着用となりました。
行き帰りは、自家用車なので心配は無いのですが、中学校以来の坊主頭となります。
明日、朝呼吸器外科へ診察に行き その足で散髪して午後から治療となります。

7月21日更新 呼吸器外科 頭蓋骨放射線治療開始
朝から、呼吸器外科へ通院。先週の肺部分のCT結果を確認してきました。
また、ショックです。左肺 上葉部に5mmの怪しき影が有るそうです。CTを見る限り綺麗な点状痕
mautとカルテに記入されています。医師から、私の過去の状態から、1cmを超えると急激に腫瘍が大きく
なる特徴があるので、三ヵ月後にCTでは遅そう。来月 CTを撮ってはっきりさせましょう。
今の大きさより、大きくなれば即処置との判断です。放射線治療をしてないところなので
胸腔鏡下(VATS)でも可能だが三回目の肺手術なのでかなり難しいと思われる。との説明がありました。
ラジオ波処置も頭においておく必要が有りそうです。とりあえず、8月中頃CTの予約を取り結果後
その日程に合わせてM大学病院(ラジオ波治療)の病院の担当医に診察予約を取ることにしました。
来月も、まだ続く可能性が出てきました。無くなっている事を祈るばかりです。
気分的に、相当に落ち込んでいますが今ある頭蓋骨の腫瘍処置が待っています。
坊主頭にして午後から、一回目の照射に再度出直しました。
頭部の皮膚から3cmの骨腫瘍で、X線とは違い電子線を用いるとの説明でした。電子線は、表面から
3cmまでは、治療効果が高いのですがその距離を越えると急激に落ちる性質があるそうで、脳には
影響が殆ど無いそうです。
17回(1回/2.5Gy)の照射予定で治療です。入院を希望していますがベットの空きが現在無いので
来週一週間は、通院で治療する予定です。7月31日に、空きが出る予定だそうですが入院治療だと
治療費も、それなりに増えるのでどうするか月曜日まで保留としました。
頭部に書かれた線を消してしまうのが一番の心配で、病院なら回診の時にチェックしてもらえるのですが
自宅だと、自分で管理することは結構大変です。頭洗うのも注意が必要になるし
ツムジの横なので、自分で見るのも大変です。
骨シンチ検査予定追加になりました。

7月30日 更新 頭蓋骨の変化について
現在、2.5Gyを6回の照射を終えました。変化としては、痛
みが多少出ますが耐えられない
ことは有りません。鎮痛剤も必要なし。頭皮が若干ですがかゆい。
抜け毛はまだ始まってません。
治療中に、目が明るくなる。視覚神経の近くを電子線が通ることで起きるようです。
治療後、ふらふらすることが有りますが、30分程度で戻りその後は正常です。
骨シンチの写真だけは確認してきました。左足首が濃く写る箇所あり。痛みが実際に有るが
筋肉痛が、骨か不明。胸椎にも、一箇所。
31日に、相談し再検査が必要か判断。最終的に、16回の照射の予定になりました。

7月31日 更新
朝、放射線治療後診察が有りました。
骨シンチの結果、左足くるぶし下Hot。院内の隠語で、疑い有り。日に日に、痛みが出てきている。
骨転移か別の病名かは骨シンチでは判らない。前回、担当医が膝下に転移することは無いと言った手前 
こちらから、強く追加検査の要求をしました。
MRIをしてください。通常の検査予約なら、来月18日になる?三週間も待てません。本日緊急でしてください。
しぶしぶ、検査室へ電話してくれました。一時間待ちならできるとのこと。
その間に、一般レントゲンの撮影をして30分の撮影。
明日以降に、結果を確認することになりました。帰りに、サポータを購入。
ラジオ波でも、骨転移の治療が可能との情報が有るので、M大学病院にも連絡を取って
明日、転移がはっきりする様なら写真を受け取れるなら相談に行くことになりました。
ひねる動きで痛みがでる。サポータをすると痛みは楽になりました。

8月1日 更新
昨日の、左足くるぶしのMRIの画像を見てきました。
何か有るのは確かなんですが、良くわからない。確定できないようです。
骨には、黒い筋があり、亀裂骨折のような感じも見られますが断定はできず
継続観察となりました。これより詳しく相談となると、整形外科へ診察となります。放射線科 医師は
骨転移の可能性を否定してます。その理由は、転移は、経験の範囲での話しとして膝下の骨には
転移はまず無い。この前提があるようです。
経過観察し、痛みが続くようであれば再度検査か、生検になると思われます。

放射線治療も、本日で折り返しになりました。体調の変化ですが、左目の疲れ。
視覚神経に、電子線が通過する影響が考えられます。
髪の毛は、まだ脱毛は起きていません。
8月10日更新
頭蓋骨転移の放射線(電子線)治療治療も、明日で終わりです。
16回 40Gyで終了となります。表皮の変化は、脱毛が始まりました。
軽くなでるだけで、スルっと抜けます。3cm程度でしょうか、後ろから見ると結構
堪えますね。若ハゲの気持ちが少し判った気がします。生えて来るのに三ヶ月として
伸びるのに、三ヶ月で元に戻るのに半年は掛かるでしょうか。
その他、治療中は相変わらず目にフラッシュ。30分は、頭にフワ−とした感じが残ります。
通院で治療したので、医療費は少しは少なくなりましたが一回3000円で16回 48000円、
これに、検査費用を加えると64000円程度となります。これに交通費が加わり負担は相当なものです。
今後も、数年間は様子を見る必要があります。もう直ぐ、4年間も闘病生活ですが、いったい何時まで
続くのかと。来週は、肺のCTの予定です。こちらも、不安です。

8月11日 更新
脱毛すごいです。前日よりももっと大きく抜けてきました。5cm角の大きさでごそっと。
一日で、こんなに抜けるとは。朝起きたら 枕にものすごい髪の毛。
寝ているときに、ちくちくして痒いなと思ったら 地肌が綺麗に見えてました。
女性なら、気分的に相当に落ち込むでしょうね。もちろん、私も落ち込みました。
化学療法で、脱毛した方を良く病院で見かけましたが気持ちが良くわかりました。
さて、左足の痛みについて、MRIの最終レポートが上がってきました。
考えられる、症状は外傷性の可能性を疑うが、骨転移の可能性も否定できない。
つまり、どちらも疑って経過を見ましょう?
このまま、痛むなら整形外科へ受診して生検をしたほうが良い。だそうです。
再来週、整形も受診かな?
    
          こんな感じです
カツラに少し興味あり。円形脱毛なら我慢できますがね。今回は抜け方すごいです。
8月15日 更新 治療後のCT検査
朝から、CT検査でした。頭蓋骨と肺を同時に撮影しきました。機械もどんどん進化してます。
MDCT(マルチスライスCT)が3台導入されていました。従来と比べると、立体的な写真映像でみることが
できるそうです。撮影時間も、二倍くらい早くなった実感がします。
肺の結果は、18日に頭蓋骨は、21日に聞いてきます。
帰りに、病院内の床屋さんで髪を短くしてきました。短くしてください。放射線でもあてたの?
短くしても、地肌の色か違うので目立つけどよろしいですか。
はい、仕方ないですね。いったい、何時頃生えることやら。

8月18日 更新 呼吸器外科通院
先月より、左肺上葉の腫瘍についてCTにて、確認してきました。結果は、変化なし。
過去の経験から、腫瘍が確認できてから一ヶ月も経つと急激に大きくなる特徴が有る為
多分、今回のCTで大きくなっている可能性が高い予想でしたが変化が無いので、もう一ヶ月
静観する事になりました。しかし、足の痛みについて骨シンチと、MRIでも何か有る。
でも、確約できないとの事で転移性肺癌が確定したとしても、他に、転移が有るなら
治療は出来ないとする決まりがあるようです。
一箇所のみなら、延命の可能性が高いので治療するが他にも腫瘍があり コントロールができてないなら
治療対象外となるとの説明を同時に受けました。
変化が無いなら、来月にもう一度CTを撮りその結果しだいどうするか決める予定です。
21日に、放射線科へ診察して整形外科へ紹介で診察してこようと思います。
左足のくるぶしに、転移する可能性は非常に低いとの説明もありますし専門医の診断を仰ぐしかなさそうです。

8月21日 更新 放射線科通院
ため息です。骨転移が止まりません。骨シンチの最終報告から、左股関節が怪しい。
CTを照らし合わせると、大腿骨の一番上にも、2cm腫瘍が見つかりました。
もうこうなると、左踝も、可能性が高くなってきました。整形外科で診察するより 追加CTする。
整形外科へ受信しても、結局 生検依頼が来て放射線科へ戻ってくる。それならばもう一度
CTを撮って診断することにしました。
診察後 緊急CTのオーダーとなりました。明日 確認可でしたが、M大学病院に診察の予約が入っているので
25日 放射線治療用 大腿骨のCTシュミレーションと同時に結果をすることになりました。
M大学病院で、治療についてもセカンドオピニオンで聞いて来ます。
骨転移は、何時まで続くのでしょうか。精神的に、疲れてます。
今回も、何とか早く治療で乗り切る? 冬のスキーシーズンまでに何とかします。

8月22日 更新 M大学病院通院
11時から、診察。昨日の診断に使用したCTを持参して、現在の症状を説明しM大学病院での
治療について、相談してきました。M大病院は、高度医療病院指定としてラジオ波になる治療を
行っている病院です。昨年5月に転移性肺ガンの治療した病院になります。骨転移については、以前より
ラジオ波で治療は可能である事を聞いていました。
今回、股関節に関して治療が可能であるかを質問してきました。骨に関して担当医が違うそうなので
その場で、結論が出せないとの事でした、骨の担当医が本日、出張で終日不在。
明日以降、電話にて連絡を貰えることになりました。股関節に近いですが、直接関節に面してないので
治療できる可能性がある。左くるぶしについても、CT映像で骨転移と確認できれば治療について検討する話を
頂きました。放射線治療との比較については、始まったばかりの治療で比較は出来ないので
良い方法かは言い切れないとの説明でした。
現在は骨転移について放射線治療で進んでいることを伝えて連絡を待つ事にしました。
肺の腫瘍については、二回手術している事もあり、手術も難しくなる事が考えられるので
ラジオ波の治療を、優先することを伝えておきました。問題は、肺周辺に、放射線治療後ラジオ波で治療すると
強い炎症反応と、間質性肺炎を併発する可能性が高い。死に至る危険も伴うとの説明がありました。
二ヶ月変化が無いので、もう一ヶ月様子をみる気でいましたので、来月以降に肺については相談することにしました。
M大病院の担当医から 帰り際、心配事や悩み事があったら何時でも電話くださいね。
お休みでも、携帯電話へかけてきてください。頑張って乗り切りましょう。
この一言で救われた気持ちがしました。

8月23日 更新
10時頃M大学病院から、電話がありました。
要約すると、ラジオ波治療は可能。放射線治との比較は、行っている臨床例が少なく比較できない。
行うにしても、受け入れには9月10日前後になる。放射線治療なら、多分終盤か治療は終わっている。
放射線治療して、良い結果が得られないときに追加治療として置いておいても良いのではないか。
28日より、放射線で治療する方針で良いのではないか。
放射線治療は、過去の実績も多い。通院でも、治療が可能で家族にも負担が少ない。
となりました。28日より、放射線治療になると思います。

8月25日 更新
朝、病院に到着。9時10分に診察室に。
くるぶしのCT結果、影が写っていました。医師からは、まだ、この場所に転移するのは考えずらい。
そんな感じで、話をしました。痛みが続いている。転移していると思ったほうが理にかなっている。
影が写っているので何か問題は有る。。
確実なのは、生検をして調べることになります。生検するのは、意外に大変なのです。入院が必要。
針を挿して、今回は骨なのでドリルでガリガリするらしい。痛みは相当に有るのは想像できます。
結局、どうするかは本人にお任せ。自分としては、これだけ一度に、骨に転移しているので、生検は不要かな。
即 放射線治療をするのが、早い気がします。今日決められないので28日に話することにしました。
診察後、股関節のCTシュミレータをして、本日は帰りました。13回、一回3Gyになると思います。

8月28日 更新 放射線治療開始
夕方から、一回目の照射となれました。一回目は、毎度のことですが体に、線を書く作業があります。
三十分程度で、マジックで書かれてシールを貼られて一回目の照射となりました。
表裏からの照射。一回目の照射は25秒位でしょうか。治療計画は3Grで14回の照射に。
腫瘍も、小さいのと副作用も無いであろうとのことで確り照射することになりました。
左足のくるぶしですが、放射線科内で議論の結果、転移で有ろうとの結論が6対4だったそうです。
放射線治療した方が良いのでは?確信するなら生検しかない。相当に痛いとの事で
もう一つ、照射範囲が5cm角で広くなる。副作用としても、炎症反応が強く出る。
近日中に、治療に入ると思います。
帰りに、血液検査して帰ってきました。腫瘍マーカ ICTPを最近確認してなかったので。CRPも同様に確認
結果は、2〜3日後になります。

8月29日 更新 M大学病院へセカンドオピニオン
昨日、左くるぶしのCTとMRI写真を受け取って、M大学病院へセカンドオピニオンの為、電話予約して
本日、診察に伺いました。CT写真から、転移で間違いないでしょう。MRI写真では確かにはっきりしませんが
CTは、外傷性とは明らかに写り方が違う。外傷性で一ヶ月も徐々に痛みが強くなり続くことは考えずらい。
同時に、骨転移が何箇所も起きていることからも早々に治療をするべきである。
頭蓋骨に転移するなら、足の先に出てもなんら不思議は無い。もし、放射線以外の治療法なら、
ラジオ波で焼いてから、骨セメントを注入する治療法があるが、間接に近く、骨セメントが間接の隙間に
はみ出ると、間接が回らなくなるばかりが、激痛を伴う副作用が残るので難しいかもしれない。
放射線治療と、ラジオ波の選択かは明日、連絡する。圧倒的に、ラジオ波の優位性があるなら行うが
そうでないなら放射線治療で良いのではないだろうか。ただし、腫瘍は表面近くで電子線治療で、治療が
可能だろうが副作用は強く出る。放射線治療の治療方針を良く検討しないといけない。
との説明でした。

その他、PET検査について一年間継続的に行ってきたがリンパ節や骨転移について
早期発見に役立っているとは言えず、CTのみで良いのではないか。
当初は、転移性肺ガンの発見には役立ったのだがその他の転移には、役立たなかった。
私の、検査方法としてはやはりCTを中心とした検査とすべきと判断となりました。
検査費も、馬鹿にならない金額になるので今後はCTで行くこととしました。

今後お薬について、確認する予定です。
骨粗鬆症に用いられる、ビスホスフォネートが使えるか。転移性骨癌(前立腺癌、乳がん)にも効果があるとの情報が
あるが腎癌からの転移について有効性はあるか、保険適用で処方箋はもらえるか確認したい。

8月29日更新
担当医は、朝不在でした。託が有り31日にCTシュミレーションをして金曜日が治療するとのことです。
M大病院からも、放射線治療を選択しても問題なしとの連絡が来ました。
まもなく、始めの手術から4年目を迎えます。

続きは下記に

四年目突入、いったい何時になったら完治するのでしょうか。その日は近い




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