入院期間の心構え

入院期間中の心構えはどうするか。不安をなくし希望を持って退院しよう。

治療方針と、後遺症、痛みのコントロール

入院前に、自分の病状についてしっかり医師の説明を受けたと思います。
入院して、治療が始まりますが治療は何を選択されましたか。
手術、免疫療法、放射線治療など幾つかの治療があります。まずは、担当医と治療方法について話を聴きましょう。

入院治療計画書
入院時、看護師より院内の説明を一通り受けてください。お風呂の順番や時間、起床就寝時間。シーツ交換。
シーツは一週間に一度。お風呂は曜日により男女の入浴時間が異なる場合があります。
アンケート記入は必ずあります。準備期間に纏めていた内容が役立ちます。

インフォームド・コンセント
インフォームド・コンセントの日程について。
入院して直ぐに、担当医が家族同席にて説明をする時間を打ち合わせに来ます。
この説明は、手術日、具体的な手術方法、そして後遺症など、可能性がある事柄を説明されます。
自分で、後でこんなはずではと思わない為にも しっかり説明を聞いてください。メモなどで説明を書いてもらうと判りや
すいです。
最後に、家族と患者本人の同意書が渡されます。手術前日までに記入が必要になります。
説明後、医師からは大まかな入院期間、そして入院治療計画が渡されます。
正式な病名、手術法、手術時間、術後経過、退院までの大凡の予定が記載されます。患者は、これを受け取ることが
必要です。

クリニカルパス
あまり聴かない言葉ですが、入院スケジュールをフローチャートにしているところも有ります。
私の場合は、病棟内に説明ファイルがありました。
内容は、手術前に必要な物の説明
復帯、十字帯、寝巻き(手術着)など。前日までに必要です。その病院の売店で買えますが近くの薬局で買った方が安
いです。
手術前日 麻酔科での処置、食事制限、下剤などの飲む予定。
手術当日 手術の予定 病室に戻ってからの看護師医療行為
       点滴、体に付いている管の本数。
手術翌日 早ければ、歩行訓練、食事、点滴の外れる予定
   ・
   ・
   ・
手術*日後  抜糸
手術*日後  退院

こうした内容を、退院までのスケジュールとして書かれています。

手術後約一週間程度すると、検査結果が待っています。
悪性か良性腫瘍かこの時はっきりします。
退院前に、保険請求があるようでしたら書類の記入をお願いして置いてください。退院の3日前には医師に渡しておくと
良いでしょう。
お会計は、退院前日の午後なら支払い予想金額が判ります。看護師さんへ聞いておくと支払いが楽です。
高額なので、現金は当日家族の人に持ってきてもらいましょう。
退院後の通院予定を確認しましょう。

入院時は、何といっても退屈。こんなに時間が長く感じられる事は有りません。
TVを見て過ごすのもお金が掛かります。同室の患者さん同士で病気談義に花を咲かせるのも良いものです。

入院当日は、散歩から。
散歩すると言っても、実際に病院外に出ることは出来ません。売店の場所、喫茶、食堂、屋上を見に行きましょう。
そして、出来るだけ階段を利用すること。入院中は、体を動かすことが少なくなります。一日3回は散歩する。
私の場合 朝、6時頃起床したら新聞を買いに行く事から一日が始まりました。
6時30分頃 看護師さんが、体温や問診時間になります。
10時頃 散歩(この時間は外来患者さんが多いので、ロビーは避けましょう。風邪を貰ってくる可能性があります)
14時も 散歩ついでに喫茶店でお茶して。←看護師さんに、一言お茶して来るね。
                          (一緒にお茶しないとは言ってはいけません)
17時に散歩 売店で夜食など 買っておきましょう。もう直ぐ閉まる時間です。

入院後は−−−−−−−−−−−−−→ 10年無事に過ごすために

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