今まで、日本では考えられなかった制度。米国では、当たり前の事です。 主治医は、一人です。でも医師は、多く居ます。 その病院で出来る治療意外にも、他の治療は有るかもしれません。 セカンドオピニオンの言葉を聴く事が多くなりました。どういう制度なのか。 もう一度理解しましょう。 現在 通院している病院の医師の治療説明は、貴方にとって希望した治療方法と同じでしょうか。 治療方法は、医師が決めるのではありません。患者自身が決めるのです。 医師から、説明を受けたけど希望する治療内容と違う時、その方法しか治療は無いと言われても納得できないとき 他の医師の意見も参考にし治療方法を決める参考にすること。 セカンドオピニオンに、必要なこと。 主治医に、セカンドオピニオンしたいと話す。でも、日本人の性質からなかなか話を出しずらいですよね。 勇気を持って話してください。主治医を信頼してないと思われたら嫌だ。そんな気持ちは必要ありません。 今のご時勢で、セカンドオピニオンは当たり前のことになっています。 セカンドオピニオンの医師に相談して同じ説明を受けたのなら、その医師は、信頼できる医師となります。 主治医が、セカンドオピニオンに拒否反応したら、別の病院へ行ったほうが良いです。 勘違いが多いのが、患者本人がセカンドオピニオンへ行く必要が有ると思われていますが 病院にもよりますが、家族のみでも受ける病院もあります。問い合わせてみてください。 セカンドオピニオンの病院で、再度検査をする必要は有りません。検査結果を持参することが 原則です。 セカンドオピニオンの順序 セカンドオピニオンのしている病院を探すことです。ネット検索で、セカンドオピニオン検索すれば 近くの病院が探せるはずです。探したら即予約。 主治医に、○○病院の泌尿器科 ○○医師にセカンドオビニオンで行きたいので、 紹介状と検査結果(CT写真、血液検査、他)を頂きたい。 検査結果、血液検査、CT写真は原則的に無料貸し出しできます。検査内容の提出を拒む病院は注意!! 病院には、保管義務がありますが検査等で得られた結果は患者のものです。検査費用も、自分が払ったのですから 当然です。 紹介状書かれている内容はざっとこんな内容です。 ○○病院 泌尿器科 ○○医師殿下 患者様より、セカンドオピニオンを希望されました。 右腎臓に、40mm腫瘍をCTにて確認。 腎細胞癌の可能性があることを説明しました。 開腹手術による全摘出手術を勧めておりますが、患者様は部分摘出の希望と腹腔鏡下手術を 希望されています。フォロー御願いします。 こんな簡単な内容と思われるかもしれません。詳しく書かれる医師もみえですが、多くは簡単な内容です。 セカンドオピニオンは検査内容と患者から提供される病状を優先して聞いてくれます。 自分の考えを話してください。その後で、今の担当医の説明を話してみてください。 主治医の説明について、セカンドオピニオン医師の考え方を話してくれます。 後日、お手紙が主治医宛に届きます。セカンドオピニオンで患者に話した内容。 患者の治療対する心配事、希望されている治療について。メリット、デメリットについて話した内容。 セカンドオピニオンをすると主治医に診察時間までに、時間が出来るはずです。 その時間で、気持ちの整理をしてセカンドオピニオンの意見も参考にしてください。通院している病院では 設備問題や医師の経験から出来ない治療があって、治療を選択できない事も考えられます。 他の病院で、治療機械が設置されている事を理由に病院を変ることも仕方ないこと。 主治医も、そう説明されれば納得されます。 実際は、そんなに違う話になることは少ないと思います。その時は、納得できる気がしませんか。
|