分子標的薬と、低容量抗癌剤治療について

08年、春から夏に掛けて腎細胞癌向けに、国内で初めて分子標的薬2種類承認されました。
腎細胞癌では、初めて承認されました。現在、ネクサバール(バイエル薬品)k服用し、現在はスーテントを飲んでいま
す。
お薬について、もう一度おさらいして見ましょう。

抗癌剤と、分子標的薬の違いは?
抗癌剤、分子標的薬は、どの程度延命に効果が有るか。
低容量抗癌剤治療とは、どういうものか。


抗癌剤と分子標的薬の違いは。
従来の抗癌剤とは
がんはDNAの突然変異による細胞の制御不能の増殖で、場合によっては、ある種の腫瘍を拡大させる傾向は遺伝す
る。広義には、ほとんどの化学療法剤は細胞分裂を阻害することで、短時間で分裂する細胞を効果的に標的にする。
このような薬剤は細胞に障害を与えるので、細胞毒性 と書き表される。ある種の薬剤はアポトーシス(事実上の「細胞
の自殺」)を引き起こす。
問題点として、多くの副作用が出ること。抗癌剤は、癌細胞と正常細胞との区別が出来ず正常細胞の細胞分裂をも阻
止することから、多くの副作用が起きる。主な、副作用は下記に示します。
副作用
頭髪を失う 
吐き気ならびに嘔吐 
下痢または便秘 
貧血 
脊髄抑制 (白血球低下)
出血 
分子的標的薬
分子標的治療(ぶんしひょうてきちりょう)は、体内の特定の分子を狙い撃ちしてその機能を抑えることにより病気を治
療する治療法である。正常な体と病気の体の違い、あるいは癌細胞と正常細胞の違いをゲノムレベル・分子レベルで
解明し、がんの増殖や転移に必要な分子を特異的に抑えたり、関節リウマチなどの炎症性疾患で炎症に関わる分子
を特異的に抑えたりすることで治療する。従来の多くの薬剤も、その作用機序を探ると何らかの標的分子を持つが、分
子標的治療は創薬や治療法設計の段階から分子レベルの標的を定めている点で異なる。また、この分子標的治療に
使用する薬を分子標的治療薬と呼ぶ。
フリー百科辞典 ウィキペディアより引用しました。

抗癌剤、分子標的薬は、どの程度延命に効果が有るか。
米国の資料から、胃がん患者さんに、TS−1を処方して平均4.5ヶ月程度延命できるとされていましたが、国内(日本
臨床腫瘍(しゅよう)研究グループ発表資料)でも、同様に胃がん患者さんにTS−1を処方し、その延命期間の平均を
取ったデータによると、最も長い病院では14.2カ月だったが、最短の病院では9.0カ月の結果がでたそうです。
今さら、こんなこと発表してと思われると思います。実は、最近まで、大規模な患者さんを対象にデータを取っていなか
ったのが本当の姿です。そんな事も判らずに医師は、抗癌剤治療をしていたのかと疑問をもたれると思います。それ
が、現実なのです。
米国のデータよりは、延命期間が長い事が判りますが年単位の延命ではなく、数ヶ月〜一年程度の期間となることが
良く判ります。
さて、このデータを如何思われますが。この、数ヶ月から一年程度の延命は多分入院して投薬を受け、副作用などに苦
しめられている期間が、そのまま、延命期間と解釈される期間で有るようでなりません。
抗癌剤治療の問題は、癌をやっつけるかに重点をおいた治療では限界が見えたように思われます。
癌には、静かにしていてもらい、生活の質を下げない治療方法を考えてもらいたいと思います。
今回の数値は、平均値を取っているのでこれより長く生きられる方もお見えですし、短命の方もお見えです。この数字
は、参考として、こんなことなら治療しないという考え方は決してなさらないで下さい。
平均値のデータの取り方も、そんなふうに、取っているのかと思われる内容ですので
説明を書きます。ちなみに、米国のデータの取り方について書きます。国内が、その内容と同じかは不明です。多分、
同じ方法と思いますが。
米国の抗癌剤治療で、延命できた期間のデータはどうやって取ったか。
数値は、判りやすくする為 簡素化した数値を使用します。
A郡 無治療患者   1000人(例)
B郡 抗癌剤治療患者 1000人(例)
年齢、性別 進行度はある程度考慮したものが好ましいが、大規模な患者さんを対象としているので
まったく同じになることは難しい。
A郡の半数(500人)が死亡した時点を、A郡の平均延命期間とし
B郡の半数(500人)が死亡した時点との、差を取りどの程度延命したかを見るもの。
つまり、残り500人が、どの程度延命できたかは見ていない。大規模な、患者さんを対象にするため
全患者さんをの死亡を確認していては、半世紀にわたる為この様な数値の取り方になる。
無治療、抗癌剤治療でも、延命している方も多くいる。

低容量抗癌剤治療とは、どういうものか。
抗癌剤で、実際に延命できる期間が、この程度となると、今までの抗癌剤治療は、副作用に苦しみ、病院のベットの上
で、薬を投与されている時間のみ、延命したに過ぎません。それで、抗癌剤治療が本当に必要なのだろうか。
疑問を持った、医師が副作用の出ないギリギリの抗癌剤を投与し、その結果、標準量を用いた抗癌剤治療より
はるかに、延命効果が得られたことを受け、抗癌剤には、体重、身長から割り出された量ではなく、患者個人個人で
必要な量を、オーダメイドとして投与する低容量抗癌剤治療が始まっています。
人により、副作用の出る量は、個人差がある。もともと、自分の免疫力には、癌細胞を攻撃する物もいるので、その正
常細胞に影響が出ない量はどの程度かを調べ投与していこう。お酒が強い人、弱い人がいる。適量は、それぞれ違
う。お酒は、百薬の長と言われる通り適量を飲めば、お薬、しかし、飲みすぎれば毒となる。
同じ、抗癌剤、分子標的薬を使い続けるとがん細胞が対抗性を示し効かなくなる。次々、薬を変えて、対抗する
癌細胞を大きくしないで共存をしていこう。
新しい、抗癌剤治療として、認識され始めています。
ただ、エビデンス重視の、病院では、少ない量を投与しても、効果が出るはずかないとして、低容量抗癌剤治療を
全て否定する病院もあります。
今の、保険制度では、この癌には、このお薬しか使えない。対抗してきたから、簡単に、別の薬を投与できない事が
有ります。そうなると、自由診療による、治療となり治療費の負担が大きく難しい点が出てきます。
抗癌剤、分子標的薬の使われ方
抗癌剤、分子標的薬の使われ方


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