ラジオ波焼灼療法(転移性骨腫瘍)
(RFA:radiofrequency ablation)
転移性骨腫瘍の為、自分自身が最新治療をしてきました。
この治療は、国内では肝癌については、保険適用を受けていますが、それ以外の癌治療には正式な認可
を受けていない治療法になり、現在治験として行っているか、又は自由診療として行われています。
今回、治験に参加することを承諾し治療にあたりました。自由診療ですが、病院側より自己負担率三割
との条件にて治療費を負担しています。
費用については、病院により個別に決めています。費用については、実施している病院へ
お問い合わせ下さい。

原理については、転移性肺癌のページに書いてありますので割愛します。


局部麻酔をしてから、えんぴつ程度の中空金属を腫瘍の中心まで挿入します。
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これにより、ラジオ波を挿入する事ができるようになります。金属を一旦引き抜きます。
ここまでは、骨生検と同じです。

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 ラジオ波を挿入し熱により腫瘍を壊死します。
            
       実際の映像です。

その際に、温度計も同時に挿入し実際の温度も測っています。
治療中は、激痛です。痛み止めを点滴にて投与していますが、何とか耐えられる程度です。

その後、体重が掛かる場合は、骨セメントを注入し強度を保ちます。
ここまで、約一時間程度の手術になります。

痛みについては、数日でなくなりました。筋肉もやはり焼けてしまう可能性があります。

現在治験として、行われている為 長期的な治療効果については未知数です。



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