腎臓癌の知識

 腎細胞癌の知識。 
私が入院中にお医者さんからお聞きした内容と、同じ病気の方より集めた情報です。もちろん、専門家ではあり
ませんので、間違っていることもあるかも知れません。不安や疑問は、お医者さんにお尋ねください。
  腎臓癌は、10万人に2〜3人の珍しい病気です。最近増加しているそうです。タバコを吸う人に特に発生率が高いこ
とがあげられます。 病気になる割合は女性45%男性55%で若い人でもなることがあります。多くは50歳から60歳く
らいの人が多く、初期ではまったく自覚症状はありません。何故なら、腎臓は二つ有り一方の機能が衰えても片方の腎
臓が働いてしまうから。
転移場所として、尿管、膀胱、前立腺、肺、骨、脳など。10〜20年後、骨への再発が珍しくありません。
治療後の検査について
検査について CT、骨シンチ、TLシンチ、PETなど定期的に行う必要があります。
治療法について
基本的には、全摘出手術になります。大きさが小さい場合は部分摘出もされるようになりました。部分摘出した場合と
再発の可能性はまったく同等です。手術後は、後遺症は、ほとんどありません。今まで通りの同じ生活が出来ます。
術前に生体検査はしません。何故なら、がん細胞を血液中に流す恐れが高いから。転移を誘発する。摘出して
から、悪性か良性の判断をします。癌が転移するのは、癌細胞が血液に乗り別の場所で着床し成長するから。
手術について
@開腹手術 A腹腔鏡下手術の二つがあります。手術の前に、先生と相談してください。私は、@開腹手術でした。
抗がん剤 インターフェロンについて
抗がん剤の有効性は、極めて低いそうです。
インターフェロンによる治療、再発防止。有効性は、15〜20%といわれています。特に、肺に転移している場合には
有効性があるそうです。身体に、炎症反応を起こして免疫力を高めることにより、がん細胞の増殖を抑えることが目
的。個人差がありますが、副作用として、発熱と脱力感、うつ病などがあります。
毎日、又は週三回の注射を打つことになります。医療制度の改定により保険で自己注射が出来ることになりました。た
だし、薬代は大変高価です。
私も、インターフェロン注射をしました。副作用かひどく三ヶ月で止めました。効果は無かった。再発してしまったから。
副作用。注射4時間後に発熱39度。脱力感。他。 
その他
腎臓は2個あります。一個の腎臓は20%しか働いていません。つまり、一個あれば、十分機能するのです。 つまり、
一個の腎臓を大切にしていけば大丈夫です。なんら変わりない生活が出来ます。           
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