治療経過1年目


2005年04月21日

 
手術後、何とか一年が経ちました。完治目指して頑張ります。

再発後10ヶ月目
8月のCT検査から、早くも2ヶ月半が経ちました。今年最後の検査です。一年に4回の検査が関所のようです。放射線
治療より9ヶ月経ち※臓器の質が見定めです。※癌細胞が、他に転移するだけの、増殖能力が残っているか。良性腫
瘍に変化しているか。

 まず、従来ならCT検査をしてから、PET検査と二段階で判断してきたのが、主治医が変わったことでPET検査中心
で行く事になりました。今回から、3ヶ月に一回のペ−スでPET検査です。住んでいる土地柄、PET検査の施設が、増
えてきた事。主治医が、PET検査設備の有る病院から、移動した事もあり、専門医で診断が的確に出来る事が大きい
です。ただし、その分、検査費が掛かるのが痛みます。

早速ですが、検査結果。
他の転移は、見られません。一安心です。そして、転移先の腸骨は、PETによる写真で前回5月時と比べて、変化な
し。放射線治療が効いているようです。ただし、薄くはなりましたが影として写る事には変わりは有りません。痛みは、
相変わらず残っています。変化は筋肉が硬くなった。筋肉のこわばりをほぐす薬(ミオナ−ル)の効果は余り無かった。
ただし、肩こりに良く効いたので、このまま飲み続ける事に。後は、頭の中の検査は何時するか。来年お願いしてみよ
うかと考えています。PET検査の弱点は、頭部、腎臓、膀胱、前立腺には不向き。

参考に、現在、飲んでいる薬。
漢方薬(防風通聖散、防已黄耆湯)利尿作用、体質改善の目的。
ミオナ−ル50mg、ボルタレン50mg又はロキソニン60mg(痛止め)) 
中止した薬、ダカメット、インタ−フェロン
タガメット(胃薬)は、癌細胞が血液に乗り他の臓器に癒着し転移を阻止するらしい?
インタ−フェロン、再発防止でしましたが、再発したので止めました。副作用による
体温変化デ−タはインタ−フェロンペ−ジにあります。
次回の検査は、PET検査 04年1月21日です。
病気に負けないで、頑張って治療します。

今年もよろしくお願いします。早速ですが検査結果。
早速ですが、1月21日PET検査してきました。朝8時予約。病院に到着し検査着に着替えてから
注射を待ちます。検査薬の調合がうまくいかないらしく、二時間程待たされました。
皮肉をいう人もいましたが、いい加減な検査をしてない証拠でしょう。
結局11時より撮影です。

写真を見ると、前回と同じ腸骨には、影が見えます。大きさは変わりありません。30回と多くの放射線をあてているの
で、骨に焼けどを負っている様子で、このまま変化はないと思われるそうです。
後遺症かもしれませんが、右足ふくらはぎにしびれがあるので、医師に相談したところ他の原因が考えられるとのこと
で、腰椎のヘルニアかも?もしそうだとしたら、また整形外科へ行くのかな。脅しのO先生の所へいくの。一年前は、手
術しましょう。車椅子覚悟してねって脅かされたんです。何もないことを祈ります。看護師さんか、脅しのO先生のニック
ネ−ムがついているって教えてもらいました。
そんなわけで、MRIの撮影の予約をすることになりました。ついでに、頭部検査もお願いしました。

腫瘍の変化の確認  2月27日 更新

2月24日、27日二日にわたりMRI検査でした。
PET検査では、腫瘍の場所は大変に良く判るのですが、大きさの変化については判断が難しいので放射線治療後、一
年経った事からMRIで腫瘍の大きさについて確認をしました。

腸骨転移場所の腫瘍の大きさについて
前回03年4月の検査で1.2*2.7cm
今回04年2月の検査で1.7*3.5cm
若干大きくなっているがMRI検査装置が最新になり精度が高くなったこともあり誤差の範囲との説名でした。このまま、
様子を見ます。なんとなく、不安もありますが一年の変化としては、こんなものでしょうか。泌尿器科の医師の言葉は、
何もしなくても消える人もいるし、どんなに治療もしても大きくなる人もいる。本当に、こればかりは、生きる力を信じるし
かないようです。
一昨年、入院時に同室だったご年配の方と病院で会いました。大変元気そうで、アルバイトができるまで良くなった。働
くことは、実に楽しい。漢方薬を試したら、抗がん剤の副作用が改善されよかったそうです。またの、再開を楽しみに待
ちましょう。患者さん同士の、絆は深いものです。
それから、椎間板ヘルニアについては、それらしき映像は見られないとの説明。
一箇所、黒く5mm程度第四腰椎に影が写りましたが問題ないとの説明です。
結局、足のしびれの原因は、わからないとのことです。神経までは、見えないし。
頭部も特に問題なく、空っぽの脳がしっかり写っていました。一安心。
問題は、体重増加。退院して、6Kg肥りました。癌にかかるとやせるは嘘。
ここに、証明します。運動しなきゃ(*^。^*) 
食管理してくれる人いないかな〜。独身の独り言。

3月31日更新
三月も終わりです。ここの所、腰に痛みが続いています。椅子より、立ち上がると痛みが。放射線治療した所と別の場
所。急遽、4月1日病院へ行き相談してきます。PET検査日程の変更か、CT予約をすることになると思います。
再発してないと、良いのですが。何事も、早めに対処。自分の身は自分で守ることが大切です。
4月1日、通院してきました。放射線科で検査の予約をして帰る予定でしたが、主治医が外来にいたおかげも有り、緊
急でMRIの検査を入れてくれました。大学病院では、よほどの事が無い限りこうしたことはほとんど有りません。写真に
写った尾骨に特に、影は有りません。再発の可能性は否定されました。
痛み止めの薬で様子を見る事になりました。続くようですと整形外科へ紹介状を書いてもらう予定ですが。疲労が溜ま
っている。一日中椅子に座って仕事しているのが負担のようです。

最近の状況 4月21日 PET検査報告
私の、通院している大学病院には、PET検査を受けれる設備は予算の問題で設置されていませんが民間病院の設備
の増設はすごいものですね。
なんと、4月からPET−CTが導入されました。CTとPETを同時に撮影しより正確な診断が可能だそうです。初めて、P
ET検査を受けた時に比べて撮影時間が大幅に短縮されたことも報告しておきます。
さて、結果ですが
今回も、変化なし。良かった。


      PET−CT
左腎臓は、赤く写っていますが、右腎臓は摘出したので写っていません。
腎臓は、こんな感じに写るので、診断が不可能です。その為に、CTと組み合わせて診断が最適です。胸は影は心臓に
流れる血管のようです。
血液検査もしましたが、GOT =60 脂肪肝(内臓肥満)、クレアチニン=1.2 腎臓が一つになったことから高い数値。後
は、特に変化なし。
PETに変りMRIでも同様に正確な診断が可能になる研究も進んでいるようです。そうすると、費用も安く診断を受ける
ことができそうですね。

8月1日更新

7月30日 CT検査をしてきました。結果報告です。大学病院の人事異動で放射線科主治医が変りました。医師の第一
印象は、硬い感じでざっくばらんに、話せるような感じでは無かったです。
最近、先生がよく移動する。名前貸しが各地で発覚してから、実態勤務が必要なようなことが影響しているのかな。
さて、今回の結果は異常なし。PETで不得意な腎臓も特に何もなさそうです。造影剤を注射されたのですが、少し気分
が悪くなりました。初めての経験です。
次回の予定は、11月12日 PET検査。年内最後の予定です。手術後2年がまもなく経とうとしています。検査回数も、
来年から、減らしていく予定です。画像診断 PET 年2回  CT年1回
血液検査、適時。病状も安定してきているので減らす予定。
腸骨骨転移の場所は、以前よりは輪郭がはっきり写るようになってきました。再生が徐々に行われているようです。放
射線の効果が遅かったとこから、再生も相当に時間が掛かりそうです。完全に正常になってほしいのですが、当分は
見守るしかないですね。放射線治療後1年6ヶ月経ちますが、相変わらずふくらはぎに痺れと、違和感が残っています。
多分一生生涯として残る気がします。

8月20日 失業

人生大きな転機。
病気になる前は外勤でしたが、体のこともあり内勤にしていただいていました。突然 職場内で欠員が出るとの事で急
遽、会社より医師へ体調確認の申し出があり、今は落ち着いているとの説明を受けて、外勤の辞令が出ました。
医師とは、事前に相談し、落ち着いているとの説明をすることにしました。医師からは、無理はできません。無理はさせ
ないで下さい。という説明は余りしないそうです。そんな体の人なら即時不要、リストラする会社の経験もあるそうで医師
も経験から落ち着いています。ご本人の体調に合わせて仕事をしてくださいと言うのが一般的な説明だそうです。この
落ち着いている、の言葉を受けて会社側は、治って問題ないと判断を下したようです。転移し放射線治療した腸骨がや
っと再生し始めたところでしたから、あと半年あればかなりよくなるだろうと思っていたやさき、辞令で外勤です。辞令当
日から、外回りに残業で家に帰れる時間が極端に遅くなり、体力的に続かないと判断し退社することにしました。以前
の生活は、残業で終電で帰ることは当たり前でしたから。一ヶ月も経たないうちに元の状態に戻るだろうことは予想で
きます。。
要望として、同じ職場ではなく、他の場所にしてほしいとしましたが駄目でした。
これから、一年間は失業保険の支給が有りますが、再就職を探すことは多分不可能でしょう。
病気になることで、再発におびえる生活を送ることになったばかりか生活費や治療費の工面を心配しなければならず
不安でたまりません。
病気を理由に、身勝手な奴だと思う人もいると思います。もっと、大変な思いで生きている人もいることも承知していま
す。癌の手術をしたときに、もう一度生きるチャンスをもらったんだと言い聞かせて。この決断をしました。
この決断が10年後に良かったと思う。そんな時がきっと来る。

9月14日 更新

9月9日 泌尿器科に通院してきました。手術から、丁度2年が経ちましたが再発の兆候も見られない
ことから安心のようです。放射線科のCT写真を見て泌尿器科の医師から骨の写りが良くなってきているねとの言葉が
ありました。運動も控えていましたが、今年からもう少し頑張れるかな。
前回お知らせした退職は9月15日に決まりました。人が足りないので、有給はもらえませんでした。
再就職も、頑張ります。

11月19日 更新
11月12日 PET検査をしてきました。今回も、特に問題なく変化なしでした。
腸骨転移した場所について、殆ど見られなくなりました。
再発より、来月で2年が経つようになりまた。安定していることから、放射線によ画像診断の期間を3ヶ月に一回より、4
ヶ月に一回にすることにしました。
年三回の検査で、今後は行って行きます。血液検査も、今回しましたので、データを追加します。

年内は、通院の予定はありません。よって、余程のことが無ければ自宅にて、お正月を迎えることができそうです。就
職は、本当に厳しい状況です。病気で、3ヶ月に一度程度通院の話をすると、殆ど不採用になります。予測していたこと
ですが、本当に厳しいですね。せっかくなので、この機会に羽を伸ばすことになりそうです。スキー今年はできるかな。

05年1月20日 更新
新年明けましておめでとう御座います。
泌尿器科へ久しぶりに、通院してきました。腫瘍マーカ”塩基性フェトプロテイン(BFP)”について
医師に説明を聞いてきましたが、出る人出ない人があり、これだけを信用してはダメだそうです。
腎癌には画像診断が一番だそうです。それでは、次回は、放射線科の検査結果後の通院です。
今年は良い年になりますように。おみくじは、中吉。持病には特に注意が必要と書いてあった。

失業のことについて、皆さんから励ましのメールを頂きまして有難う御座います。
何とか次の就職先が決まりました。先方には、通院をすることをお話して理解していただきました。
2月21日より出社となります。この場で、ご報告させていただきます。
この時期に、しっかり羽を伸ばします。スキーも、何度も行ってみました。腰の痛みも殆どでなくなりました。目標を立て
ることは大切ですね。

まさか、肺に再発かも、つづく 


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