再発

2002年12月03日 

 
無事退院して、一回目の検査です。02年12月3日CT検査。12月5日元気に泌尿器科へ受診です。
再発 何と、手術後三ヶ月にして腸骨(骨盤)に転移が見つかりました。転移は無く安心していたのに。三ヶ月前には、ま
ったく無かった所にまた手術をすべきか、ほかに治療があるのか。 
泌尿器科から紹介状をもって、整形外科へ受診です。大学病院の悪いところです、科が違えば別の病院へ掛かるのと
同じ扱いです。予約を取って出直す事に。CT写真を持って診察に。整形外科では、一般レントゲンを取る事から始まり
です。泌尿器で受けた入院履歴から手術日、退院間でを全て始めから話すことに。いらいらは頂点に。手術ですか。三
ヶ月前に全身麻酔の手術をしていることから短期で手術は不可能の説明。では治療はどうするの。放射線治療で進行
を止めることにしましょう。また、紹介状をもって放射線科へ。これがよく言うたらい回しか。ここでも、予約かと思ってい
たら、診察は月曜日と金曜日しかない。予約はなしで良いかもしれないけど。はい、次回の金曜日まで待ちました。早
速会社へも、連絡しなきゃあ。また、入院かな〜、この時はリストラされても仕方ないと思いました。さて、放射線科で診
察です。案の定、泌尿器の治療から、整形外科の診断の説明で。CT写真を見るなり、本日から治療を始めましょう。
たらい回しは何なの?本日15時に着てください。始めから放射線科へ行けば良かったのか。治療は25回月曜日から
金曜日にします。平日、毎日通う事になるのか。考えたら入院した方か楽だよね。副作用や治療の仕方を聞く。入院の
手続きもお願いして帰る。
                         〜治療〜
最初から10回までは何も変化なし。痛くもかゆくもない。15回を迎えた頃痛みがひどくなる。痛み止めを飲む事が多く
なる。先生より、骨の組織が壊れ始めているので骨折が心配。無理な事はしないで、階段も極力使わないこと。20回
が終わった所で、CTの検査治療効果の確認。縮小しているはずですよ。お医者さんの説明では。結果は一ヶ月前と何
も変化なし。効果を期待して合計30回の治療回数に変更。現在、治療終了後の検査中。
一ヵ月後のCTの写真は、変化なし。進行は止まっているようです。退院後2週間で会社復帰。退院3ヶ月後に再検査
の予定。
治るていますよ。信じましょう。結果はMRI検査か終わってからになります。
副作用として、食欲減衰。下痢。脱力感。痛み。皮膚が日焼けのように変化。   
                     〜治療後の変化〜
治療後3ヶ月
良くなっているかの検査と確認に放射線科へ受診しました。
検査内容 MRI 骨シンチ TLシンチ CT
CT 写真を見る限り前回とまったく変化なし。
    CT写真(骨の中心に影がありますね)

            (骨転移)

骨シンチ、腸骨、左右で比べると治療した場所の影が濃かったです。一箇所、異常に濃く写る場所あり。半年前の検査
でも、同じところに影有り。
CT写真では、異常はなし。何なんでしょう。お医者さんも、良く分からない。 
MRI検査 血流が腫瘍に流れており、細胞は完全に消滅していない。
手術するかの判断を下すのにPET検査を受ける事になりました。検査は5月始めの予約です。別の病院へ行ってきま
す。自己負担で検査料25000円なり。三割負担は大きいです。
治療後4ヶ月  
前月の検査(CT、MRI、骨シンチ)と追加PET検査を基に総合結果と治療方針。
下記は放射線科による総合判断。
MRIによる、検査にて腸骨腫瘍細胞の生存を確認。
縮小はしているが、血流がみられ細胞は生存している。
PET検査も、同様に血流がみられる。総合的に放射線治療前と比べるとタリュ−ムの集積は
かなり改善しており放射線治療の効果は有ると判断。
ただし、MRI、PETの検査より消滅はしておらず、臓器の質として良性腫瘍として判断は出来ない。転移の可能性は今
後とも残る。当面は、継続検査(PET、CT)行い、変化があった場合は、追加放射線治療又は外科手術を検討する。

各担当医師の判断内容
整形外科判断 (MRI検査のみ、判断として)切除を勧める。切除にて転移、再発を限りなく少なくする事を優先。手術
後として、松葉杖よる歩行はさけられない。車椅子生活も有り得る。

放射線科判断 定期的に、CT、PET検査で見守る。治療後三ヶ月以上経っているが痛みが残っており病状変化があっ
た場合は、その都度病状報告と通院を。外科の判断として手術を勧めているが、術後の障害を考慮しすると、今すぐ
の手術は、本人の意思もあり、当面はしない事で良いと判断。過去の同じ転移患者の経験から、放射線治療後数年、
変化が見られない事が多く、このまま様子を見る。
私の考え 
今のところ、変化がないようなので、当面はこのまま様子を見る予定です。CT,PET検査を定期的に受け、新しい転移
と、進行が早い場合は外科手術受ける。
進行が遅い場合、追加放射線治療。その場合、紹介にて重粒子治療が受けられないか、放射線科医師と相談をして
ます。
次回、8月1日のCT検査。少し時間が空きます。この三ヶ月は忙しかったです。
内科、外科で意見が違い、本人の意思で今後を決定しなければなりません。後悔しないために多くの医師より説明を
聞くことにします。
最新治療は日々進化している。絶対に治ると信じること。

治療後7ヶ月
すこし時間が空きましたが、放射線科へCT検査です。
早速ですが、何と放射線科の主治医の先生が、先月転勤になりました。
交代された先生は、年齢も同じくらいでしょうか。早速、朝9時30分からCT撮影をして、写真が出来るまで待って、変
化が無いか確認してきました。
やっはり、主治医の先生が代わると、微妙に、説明が変わってきますね。
CTの結果、変化なし。前回の写真と変わってません。先生いわく、グラビッツ(腎臓癌)より転移は放射線の効き目が
弱いのと、効き目がゆっくりしているから、当面は、変化ないでしょう。また、30回と多い量の放射線を当てているの
で、骨へのダメ−ジは多いと思います。
予測では、骨の内部が、スカスカになっていて、非常に骨折しやすい状態。再生については、個人差があり予想できな
い。
腰の、痛みがあることについては、骨の外側が、細かい亀裂が入っていると思われ、その周辺の筋肉にも炎症がある
と思われる。軽減策として、筋肉のこわばりをほぐす薬を一ヶ月飲むことになりました。
その他、肺に転移も無く一安心。肺に突起が見られ肺炎など過去にしたことが予測される。
むむ、さすが専門家ですね。はいの通り、小児ぜんそくで小学6年生まで、苦労しました。
次回は10月17日のCT検査。11月にPET検査の予定です。
病気に負けないで、頑張って治療します。
まだまだ、続きます。 



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